2年生が、『スーホの白い馬』の朗読と馬頭琴の演奏を聞かせていただきました。


朗読は、元アナウンサーの長谷川直子さん。

馬頭琴を演奏してくださったのは、アヨーシ＝バトエルデネ氏。
4歳で馬頭琴を習い始め、モンゴルの全国馬頭琴コンクールで
グランプリを受賞するほどの実力の持ち主です。
現在は日本在住で、各国で演奏活動をしながらモンゴル文化を広める活動をされています。


初めて馬頭琴を見る子ども達は興味津々の様子。
昔は馬の皮や骨で作られていたそうですが、今は温度や湿度に強い木(白樺)で作られ、
弓と弦は馬のしっぽを使っているのだとか。

長谷川さんの臨場感たっぷりの朗読に合わせ、馬頭琴の優雅な音色が流れ始めると、
どの子も一瞬にして引き込まれ、教室はしんと静まり返りました。



躍動感溢れる競馬のシーンでは、力強く走る馬が目の前に迫ってくるような感覚に！

素晴らしい演奏の後は、スライドを使い、
モンゴルの文化や遊牧民の生活について話してくださいました。

遊牧民の子ども達はとても小さなうちから馬に乗る訓練をし、競馬もするそうです。
少なくとも30キロは走るのだとか！驚きです。

「モンゴルには何頭くらい馬がいるのですか？」など、
子ども達からは次々と質問が飛びましたが、その一つ一つにとても丁寧に答えてくださいました。


最後にバトさんからクイズが出され、
正解した人は一緒に馬頭琴を演奏できるという嬉しいご褒美！



馬頭琴に触った子の感想は、「意外にやわらかかった！」だそうです。



子ども達に貴重な体験をさせてくださったバトさん、長谷川さん、
そして、支援本部のみなさん、ありがとうございました。