総合の授業で、5年生は稲を育てました。
今日はいよいよ収穫したお米「杉九米」の試食をします。
家庭科で、ご飯炊きとみそ汁の作り方を学ぶので、
その時に「杉九米」も炊いて、みんなで食べるのです。
その様子をみる前に、杉九米ができるまでの記録をたどってみましょう。
8月23日
5月の田植えから3か月、各自のバケツとカエルランド横に植えた苗(アキタコマチ)は
スクスク育ち、立派な穂をつけました。
10月5日
刈り取った稲を、教室の窓辺に架けて乾燥中。
各クラス100束くらいあります。
11月2日 脱穀。
稲の粒を穂から外す作業です。お皿を使って斜めに引くと粒が取れます。
残った粒は手で、最後の一粒までがんばります。
≪子どもたちの感想≫
「昔の人は手で脱穀したのですごく大変だったと思う。」
「大変だったけど、楽しかった。」
「ゴミ(わら)がたくさん出た。」
「お米の一粒一粒が大切だとわかった。」
11月20日 もみすり。
もみの殻を取って、玄米にする作業です。
手順は、もみをすり鉢に少しずつ入れる→ゴルフボールで摺る(力を入れすぎないように)
→軽く吹いて、もみ殻を飛ばす→きれいになった米を一つにまとめる。
1時間10分ですり鉢1杯分の玄米ができました。
≪子どもたちの感想≫
「農家の人は大変だと思う。」
「もみのゴミがたくさん出た。」
「手が痛くなった。」
1月10日、11日 ごはん炊き
年が明けてから、玄米をついて精米したら、10合の白米になりました。
杉九米、今年は豊作!
杉九米を炊くのは先生にお願いして、子どもたちは班ごとに持参したお米を炊きます。
まずはお米とぎ。初めての子も多かったです。
研いだお米はザルに上げ、水に30分浸した後、中が見えるようにガラスの鍋で炊きます。
強火で2~5分→弱火で15分→10秒強火にしてから火を止めて10分蒸らします。
「早くできないかな~。」「蓋を開けちゃダメだよね。」「早く食べたいな~。」
炊きあがるのが待ち遠しそうでした。
みそ汁は、班ごとに思い思いの具とみそで作ります。
だしは煮干し。頭とはらわたを取り除いて、水に30分浸してから火にかけます。
できた班から会食です。ご飯は左、味噌汁は右にセットして「いただきま~す」。
自分たちが炊いたご飯のほか、
先生が古い釜で炊いてくれたご飯(ちょうど良い炊き加減)と、
杉九米(小粒のせいか、少し柔らかめ)を少しずつ試食しました。
まず、ご飯そのものの味を良く味わって食べてみると、ほんのり甘い!
その後、ふりかけや海苔の佃煮、梅干しを添えて、モリモリ食べる子どもたち。
「美味し~い。」「日本人に産まれて良かった。」と皆の顔が幸せいっぱいです。
(これから給食だというのに・・・。しかし心配無用でした。)
いつも食べているご飯。
自分たちで育て、食べるまでを体験したことで、お米を作って下さる方々への感謝の気持ちや
ご飯の美味しさを改めて実感できたのではないかと思います。
今日はいよいよ収穫したお米「杉九米」の試食をします。
家庭科で、ご飯炊きとみそ汁の作り方を学ぶので、
その時に「杉九米」も炊いて、みんなで食べるのです。
その様子をみる前に、杉九米ができるまでの記録をたどってみましょう。
8月23日
5月の田植えから3か月、各自のバケツとカエルランド横に植えた苗(アキタコマチ)は
スクスク育ち、立派な穂をつけました。
10月5日
刈り取った稲を、教室の窓辺に架けて乾燥中。
各クラス100束くらいあります。
11月2日 脱穀。
稲の粒を穂から外す作業です。お皿を使って斜めに引くと粒が取れます。
残った粒は手で、最後の一粒までがんばります。
≪子どもたちの感想≫
「昔の人は手で脱穀したのですごく大変だったと思う。」
「大変だったけど、楽しかった。」
「ゴミ(わら)がたくさん出た。」
「お米の一粒一粒が大切だとわかった。」
11月20日 もみすり。
もみの殻を取って、玄米にする作業です。
手順は、もみをすり鉢に少しずつ入れる→ゴルフボールで摺る(力を入れすぎないように)
→軽く吹いて、もみ殻を飛ばす→きれいになった米を一つにまとめる。
1時間10分ですり鉢1杯分の玄米ができました。
≪子どもたちの感想≫
「農家の人は大変だと思う。」
「もみのゴミがたくさん出た。」
「手が痛くなった。」
1月10日、11日 ごはん炊き
年が明けてから、玄米をついて精米したら、10合の白米になりました。
杉九米、今年は豊作!
杉九米を炊くのは先生にお願いして、子どもたちは班ごとに持参したお米を炊きます。
まずはお米とぎ。初めての子も多かったです。
研いだお米はザルに上げ、水に30分浸した後、中が見えるようにガラスの鍋で炊きます。
強火で2~5分→弱火で15分→10秒強火にしてから火を止めて10分蒸らします。
「早くできないかな~。」「蓋を開けちゃダメだよね。」「早く食べたいな~。」
炊きあがるのが待ち遠しそうでした。
みそ汁は、班ごとに思い思いの具とみそで作ります。
だしは煮干し。頭とはらわたを取り除いて、水に30分浸してから火にかけます。
できた班から会食です。ご飯は左、味噌汁は右にセットして「いただきま~す」。
自分たちが炊いたご飯のほか、
先生が古い釜で炊いてくれたご飯(ちょうど良い炊き加減)と、
杉九米(小粒のせいか、少し柔らかめ)を少しずつ試食しました。
まず、ご飯そのものの味を良く味わって食べてみると、ほんのり甘い!
その後、ふりかけや海苔の佃煮、梅干しを添えて、モリモリ食べる子どもたち。
「美味し~い。」「日本人に産まれて良かった。」と皆の顔が幸せいっぱいです。
(これから給食だというのに・・・。しかし心配無用でした。)
いつも食べているご飯。
自分たちで育て、食べるまでを体験したことで、お米を作って下さる方々への感謝の気持ちや
ご飯の美味しさを改めて実感できたのではないかと思います。