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邦楽教室

年明けの引きしまった空気の体育館で、4~6年生を対象とする邦楽教室がありました。
子どもたちが日本の伝統文化を体験するための、文化庁の派遣事業です。

5人のゲスト・ティーチャーのご指導で、民謡を歌ったり和楽器を演奏したりしました。

まず、運動会の杉九ソーランでおなじみの「ソーラン節」。
北海道でニシンを捕る際に歌った仕事の歌であることなど、曲の説明を聞いてから、
「ハイ、ハイ」「ハー、ドッコイ」という合いの手の練習をします。
西洋音楽とちがって地声で歌う発声にとまどいもあるのか、なかなか声がでません。

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つぎは、富山の民謡「こきりこ節」。
1月10日にちなんで、出席番号10番の6年生が‘こきりこ’と‘ささら’に挑戦。
単純だけど難しいという楽器を、なかなか上手に鳴らしていました。

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だんだん調子が出てきたところで、全員が楽器にさわらせていただきます。
三味線、尺八、太鼓、思い思いに試していました。

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ひとしきり練習した後で、希望者がみんなの前で成果を披露します。
ほんの数節の短い演奏でしたが、みんなで音をそろえて立派に演奏しました。

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最後は講師の先生方の演奏で「津軽じょんがら節」や「太鼓おどり」などをじっくり鑑賞。

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これから世界に羽ばたく子どもたちだからこそ、自分が生まれ育った国の文化を知って欲しいですね。

*4年生は年末に、同じ事業で藍染の体験もしました。