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給食室公開・PTA交流会

今日は1学期の給食最後の日。
毎年恒例の給食室公開です。
いつもは入れない給食室に、だれでも入れるのです。
初めての1年生はもちろん、高学年にとっても面白い!
(じつは、先生も保護者も。)

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大きな鍋をかきぜるしゃもじは、まるで舟のオール。


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食器洗い機を動かしてみて、「あち~」なんて言いながら食器を取り出します。

あとでちゃんと洗いなおしてくださるから、ご安心を。
作業を一時止めて、子どもたちのために時間をとってくださっているのです。
ありがとうございます。

2学期もよろしくお願いします。



さて、今日は放課後にもうひとつ。
PTA交流会がありました。

今年の交流会のタイトルは『人権感覚を高めよう』。
保護者からの要望で〝人権″について学びました。

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まずは原先生から、杉九小の人権教育についてプレゼンテーション。

自分も友達も大切にする子どもを育成するために、先生も勉強していること、
道徳授業に力を入れていること、優しい言葉がけを指導していることなどを、
丁寧に解説していただきました。

続いて西川副校長先生の参加体験型プログラム。

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小グループに分かれ、袋から取り出した一個のジャガイモの特徴を記憶します。
袋に戻してフリートーク、再び一斉に机に広げられたジャガイモの中から
「私のジャガイモ」を見つけ出し、我が子の自慢話張りに特徴を披露し合いました。


これはいまどきの人権教育『あいうえお』の実践。
『あ→安心して、い→一番大切なことを、う→初々しく、え→遠慮せずに、お→思ったことを臆せずに伝えていこう』。

自分の考えを掘り下げ自分と向き合ったら(ジャガイモの場合は特徴の観察)、
相手の気持ちを汲み取りながら率直に伝え合う。
難しい〝人権″がテーマのはずが、不思議なことにどのグループからも和やかで楽しそうな笑い声が聞こえていました。

「人権は、人間であれば誰でも持っている権利」だから「自分も友達も大切にする」。
私たちの自己肯定感もまた、子どもの健全な育ちには欠かせないということに気づきました。

交流会の最後に、なんと給食室の皆さんから、農園で収穫した野菜料理の差し入れが!
閉会後もテーブルでのおしゃべりは続き・・おなかいっぱいな交流会となりました。