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JAL折り紙ヒコーキ教室

12月6日(水)。オリンピックパラリンピック教育の一環として、「日本文化に親しむ」ことをテーマに「JAL折り紙ヒコーキ教室」が1、2年生で実施されました。JALの指導員の方々が、直接子供たちに紙ヒコーキの折り方、楽しみ方を教えてくれて、子供たちもいつにもまして大興奮なひとときとなりました。

当日は、5人のJALの指導員の方々がお越しくださいました。普段は、JALでそれぞれ別のお仕事をされているそうです。その5人の指導員の方より、「よりまっすぐ、より遠くへ、よりきれいに飛ぶ紙ヒコーキ」の作り方を教えて頂きました。
JAL紙飛行機教室①.JPG

指導員の方の自己紹介と注意事項を聞いてから、いよいよヒコーキ作りが始まりました。
指導員の方は、大きな折り紙を使って、お手本をみせながら作り方を説明してくれます。子供たちは熱心に指導員の方の説明を聞いていました。
JAL紙飛行機教室②.JPGJAL紙飛行機教室③.JPG

指導員の方によると、折るポイントは、「ラーメン1本分くらいのすきまをあけること」だそうです。子供たちはその説明の通りに、丁寧に折っていきました。
JAL紙飛行機教室④.JPG

ヒコーキが出来上がると、次は飛ばす練習です。より遠くへ飛ばすにはどうすればいいのか???
でもその前に!
「ヒコーキの先はとがっているから、お友達にむけて絶対になげない(飛ばさない)こと」
このことを約束した上で、練習が始まりました。
指導員の方が教えてくれた遠くへ飛ばすポイントは下記2点でした。
・ヒコーキを飛ばすときは、目からビームをだすように飛ばす。
・目線は、少し上に向ける。
すると、不思議!子供たちのヒコーキはさっきよりも飛ぶようになりました!子供たちの練習にもますます力が入ります。

そして、いよいよ本番です。
本番では、誰が一番遠くまで飛ばせるか、を競います。競う方法は、クラス別の男女別。ここで、クラスで一番飛ぶ男女をひとりずつ選びます。(各クラスより男女1名ずつ計6名選抜)
そしてさらにその中から、学年で一番飛ぶ飛行機を男女一人ずつ選びます。
JAL紙飛行機教室⑤.JPG

笛の合図とともに、一斉に子供たちがヒコーキを飛ばしました。
「飛んだ」「ヤッター」「あ~」「落ちた」「お~!!!」「すごい!!!」
子供たちから、歓声や落胆の混ざった様々な声があがりました。
飛ばした後は、誰が一番遠くまで飛んだかを確認するまで、子供たちはスタートラインで待ちます。
そして、各クラス男女それぞれ1名ずつが決勝に進出しました。

いよいよ決勝戦。
クラスより選ばれた6名が前に並びます。
まずは男子から。どのクラスからも「がんばれ」の声。自分のクラスの子を一生懸命応援しました。子供たちもその声援に応えるようにヒコーキを飛ばしました。

最終的に、一番飛んだのは、2年生の男子では、11m50cm、女子では9m40cmでした。想像していたよりはるかに遠くまで飛びました。優勝した子は、JALより、記念品を頂きました。
JAL紙飛行機教室⑥.JPG

紙ヒコーキは、ほとんどの子が作った経験はあるかと思います。しかし、こうして指導員の方に直接教わりながら、かつ遠くへ飛ばせるように競う機会というのは、あまりなかったのではないかと思います。今までとは違った折り紙との接し方で、子供たちも昔遊びの面白さを前にも増して実感したのではないかと思います。

今回はこのような貴重な体験をさせてくださいましたJALの指導員の方々、先生方に心よりお礼申し上げます。
お忙しい中、本当にありがとうございました。