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6年セーフティ教室

12月1日(金)。6年生の保護者会前の5時間目に「セーフティ教室:乱用薬物や危険ドラッグについて」の授業があり、保護者(希望者)も参観しました。
初めに、薬物依存症者のリハビリ施設ダルクの職員であり、ご自身がそこで薬物依存から立ち直ったという方が体験談を話してくださいました。
きっかけは、お兄さんに誘われ、遊び感覚で軽い気持ちで飲んだ咳止め薬だったが、どんどん量が増えてお金が必要になり、とうとう窃盗を犯し刑務所に。それでもやめられず死にそうになり精神病院に入り、薬物依存症者のサポート施設を紹介され、やっと依存症から立ち直ることができたそうです。
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その後「杉並の子どもを薬物からまもる会」より薬物専門講師の方が乱用薬物の恐ろしさについて話されました。乱用薬物を1年間やめられた人は250人に1人であり、たった1度の危険ドラッグで亡くなった人は112人(2014年の1年間)というデータがあるそうです。
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「もしも薬物に誘われたら、とにかくその場から逃げること!」を強調していました。
薬物依存が身近な問題であることを保護者も実感しました。
有意義な授業をありがとうございました。