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点字体験授業(4年生)

9月20日(水)。学校支援本部の授業支援で、点字の体験授業が行われました。
まずは、点字あゆみの会からお越し頂いた視覚に障害がある方のお話を伺いました。
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視覚に障害があるといっても、全盲や弱視など個々の障害はさまざまであること。
生まれた時から全く見えない人もいれば、見えていた人が事故や病気など様々な原因で視覚に障害をもつようになることもあること。
ご自身の体験を交えたお話は子供たちにとってもとても興味深いものだったようです。
身近なところにあるバリアフリーとして、牛乳パックや宅急便の不在票の切欠きやお酒の缶についている点字が紹介されると、子供たちからも「えーこんなところに??」と驚きの声があがりました。
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点字で書かれたものも紹介されました。絵本はもちろん、区報や選挙公報、新聞、そしてディズニーランドのガイドブックまで様々な点字の本に子供たちも興味深々でした。
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お話を伺った後は、実際に点字で自分の名前の名刺を作ります。
点字は6つの点からできていること、横書きであること、書き言葉ではなく話し言葉で表現すること(「わたしはがっこうへいきます」を点字で表現すると「わたしわ がっこーえ いきます」となる)など簡単なルールを教えてもらい、点字表を見ながら点字体験スタート。
点字器を一人に一つずつお借りして、みんな試行錯誤しながら真剣に名刺を作りました。
できた人から点字の先生にチェックをしてもらいました。
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子供たちにとっては教科書では学ぶことができない、貴重な体験ができた授業となりました。