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6年生セーフティ教室〜危険ドラッグにはダマされない!! 近づかない!! 〜

11月15日(火)、6年生を対象とした薬物乱用に関する授業が行われました。
今回、薬物依存症の方を治療・ケアしている施設の方が講師として来てくださり、薬物の危険性や依存性など講師の方の実体験を交えながら話をしてくださいました。

薬物に手を出してしまったきっかけはとても些細なことで、一度手を出してしまえばそこから抜け出すための苦痛な日々、立ち直るまでとても辛い人生を歩んできたという話がとても印象的で、児童たちも真剣に耳を傾けていました。現在、薬物依存者500人の中で薬物から完全に解放された方はたった2名しかいないようで、その他の方は乱用を繰り返したり、亡くなってしまったりという現実があるようです。

薬物の誘惑というのは日常の至る所に潜んでおり、今は4人に1人が誘われる世の中になっているようです。テレビやインターネットの中でも度々報じられている薬物に関するニュースや事件が多いため、子供たちも身近に感じていているようでした。薬物に危険性があるのは覚醒剤、危険ドラッグ、大麻といったものだけではなく、薬局で売られている市販薬(風邪薬や咳止めなど)も間違った飲み方をすれば危険で依存性もあるため、用法、用量を守って薬を飲むことの大切さを改めて学べたようです。

薬物乱用は大切な家族、友人にも多大な迷惑をかけ、失うものも多く、人生を狂わせてしまうため、絶対に忘れないでほしいと思います。保護者としても、薬物の恐ろしさを伝えていきたいと改めて感じる機会でした。貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。