9月29日(木)は、学級部主催の給食試食会でした。我々保護者にとっては、年に一度の給食をいただけるチャンスです。今年の参加者は62名。1年生の保護者が多数でしたが、毎年参加しているという常連さんもたくさんいらっしゃいました。


最初は視聴覚室に集まり、学級部長さんによる司会進行でスタートしました。
副校長先生、PTA会長からのご挨拶にはじまり、“杉九小の給食番長”こと、栄養士の上野さん自らが撮影、編集していただいたスライドの上映がありました。
毎日朝8時前から午後4時過ぎまで、どんな流れで、どんなことに工夫されて子供たちの給食が作られているのかとてもよく知ることができました。


杉九小では、調理士さんと子供たちとのコミュニケーションを大切にしているそうです。配膳の時の説明や、「いただきます」の前の今日のメニューの紹介、余ったごはんを使ったおにぎり隊の登場など、子供たちにとっては、美味しい給食に作り手の愛情が伝わってきて、なおさらおいしく感じていることでしょう。

上野さんは、杉九小に来て今年で10年目。以前は、人口わずか300人の離島の小学校の給食室を一人で切り盛りし、子供たちと密に関わってきたそうで、今もその経験が活かされているとおっしゃっていました。

その後、会場を2階ランチルームに移して、いよいよ試食会のはじまりです。事前にグループ分けされたテーブル番号に各自座って、それぞれ協力して取り分けます。


今回のメニューは「焼肉チャーハン、わかめスープ、中華サラダ、牛乳」です。焼肉チャーハンは、今年作られたメニューで、好評につき今回の試食会メニューに決定したそうです。


手を合わせて「いただきます♪」。


給食室の鍋は、実は炒め物に向かないと上野さんはおっしゃってはいましたが、ごはんはパラパラ、味もしっかりついていて、中華スープの素を使わずになぜこの味が出るのか不思議なくらい美味しかったです。
保護者の会話も弾みつつ箸も進み、おかわりする姿が多く見られました。
レシピを拝見すると、米に少量の麦、しょうが、にんにく、さつま揚げに、オイスターソースと、隠し味満載で、味の奥深さに一同納得いたしました。

最後に調理士の皆さんの自己紹介もあり、普段子供たちがいかに学校の皆さまの愛情に包まれて給食をいただいているのか、しみじみ伝わってきました。本当に杉九小の子供たちは幸せ者です！


当日参加された方は、お子さんとその日の給食についての話で、いつも以上に盛り上がったことと思います。

副校長先生、上野さんはじめ給食室の皆さま、今回主催いただいた学級部の皆さま、事前のご準備等、本当にありがとうございました。

また、先日NHKでも放送されましたが、気になる学校給食レシピは、クックパッドでも幾つか紹介されています。子供たち自慢の杉九の給食メニュー、ご家庭で作ってみませんか？
http://cookpad.com/recipe/list/12270765

書籍でも発売されていて、杉九小の図書館でも絶賛貸し出し中です！！
お子さま経由で借りて、読んでみてくださいね！