さあ、「ヤゴ救出作戦」です。
指導してくださったのは、NPO法人「すぎなみ環境ネットワーク」の皆さんです。
環境ネットワークの方から説明を聞いた後、
水深30センチまで水を抜いたプールの中へ。
「冷たい!」「気持ちいい!」元気な声が響き渡りました。
子どもたちはヤゴを傷つけないように、そろりそろりと一歩ずつ歩きます。
底にたまっている、落ち葉や土を網でそーっとすくいあげると、中にはヤゴが。
「いたいた!」「こっちにもいるよー。」あちこちから大きな声が上がりました。
慣れてくると、服がぬれることも気にせず、すっかりヤゴ探しに夢中です。
成果は以下のとおりりでした。
▽「ギンヤンマ」455匹
▽「アキアカネ」245匹
▽「シオカラトンボ」107匹
▽「イトトンボ」3匹
(清流に生息するイトトンボのヤゴが、市街地で見つかるのは珍しいそうです。
昨年は2匹しか確認できなかったシオカラトンボが今年はたくさんいました。)
計810匹のヤゴを救出。
初めはおそるおそるだった子どもたちでしたが、
生きているたくさんのヤゴと出会うと目を輝かせていました。
小さな命と触れ合う貴重な体験になりました。
作戦当日の朝に羽化したヤゴの抜け殻を発見!