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6年キャリア教育

11月16日(木)、21日(火)の2回にわたり、6年生のキャリア教育の授業が行われました。

1回目は阿佐ヶ谷でパン屋さんを経営している木原さんが、仕事をするとはどういうことなのかを、ご自身の経験を通してわかりやすく語ってくださいました。
木原さんによれば、働くまでに身につけたい3つのヒントは ①あいさつ ②掃除 ③(心を伝えられる)ていねいな字を書くこと だそうです。
仕事の中に「やりがい」と「生き甲斐」を見つけ、「思いやり」をもち、「やりくり(不足や苦手を他のもので補う)」をして働くことが大切であると考えているそうです。
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土曜日はお店があるため行事に参加ができなかったとのことで、お子さんのためにパンとお菓子で作品を作り、応援したという「やりくり」のエピソードも話してくださいました。
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2回目の授業は、建設会社に勤務されていて、杉九小の卒業生でもある太田さんのお話でした。
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太田さんが担当している土木という仕事の内容をわかりやすく言うと、一年中杉九まつりをしているのに似ているそうです。
建築物を設計し建設に必要な材料、機械、職人を集めることは、どんなお化け屋敷を造るのかという設計をして、お化け屋敷を造るために必要な材料を集めることに似ているということです。
太田さんの会社は、鉄道や空港、発電所などの大きな建造物の工事を扱うため多くの人が同じ目標に向かって仕事をしています。難しいことを協力し合って解決した時の快感、やり終えた時の達成感が、この仕事の魅力と言えるようです。

木原さんと太田さんのお話を通して、子供たちは「働く=社会の一員になる」、ということを少しだけ認識したように思われました。

貴重なお話をしてくださった木原さんと太田さん、ご指導くださった先生方、準備してくださった学校支援本部の皆さま、ありがとうございました。