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南相馬市を訪問して、義援金を届けました

「杉九まつり」のバザーで集まった東日本大震災義援金を、
PTA会長と行事部長が福島県の南相馬市まで届けに行きました。

南相馬市役所で桜井勝延市長にお会いし、直接手渡すことができました。
義援金は、子どもたちの教育活動に使っていただきます。

20141204南相馬市義援金.gif

南相馬市では杉並区の1.3倍もの面積が、津波の被害を受けました。
今も仮設住宅での暮らしが続いています。
そんな中で、原発事故の影響で避難をしていた南相馬の子どもたちは、
小学校では震災前の6割が戻ってきていて、勉強に運動に頑張っています。
「子どもたちの元気な姿に、大人が元気をもらっています。」との市長のお話でした。


以下、市長から杉九小の子どもたちへお礼のメッセージです。

「こんにちは。南相馬市長の桜井勝延でございます。
今日は、杉並区立杉並第九小学校のPTAのみなさんから、みなさんの義援金をお預かりいたしました。
杉並区のみなさんには、震災直後から応援していただいておりまして、当初は職員のみなさんも10人南相馬市に来て働いてくれていました。今も8人の皆さんに来ていただいています。
(南相馬市の)子どもたちと杉並区のみなさんが交流させていただいております。
野球の交流から、音楽の交流から、マラソンの交流から、様々な交流をさせていただいておりまして、心から感謝を申し上げます。
南相馬市の子どもたちも、元気を取り戻して外でも遊んでいますし、幼い子どもたちは、室内で遊べるあそび場も確保していますので、元気でみなさん頑張っています。
これからも、杉並区のみなさんと南相馬市の子どもたちが、元気で交流できるように望んでいます。これからも宜しくお願いします。ありがとうございました。」

  

学校に行けることが当たり前の杉九小の子どもたちですが、
周りを見回してみれば「学校に行けること」は、幸せなことなのですね。

今日の内容については、
1月24日(土)14時から行う「杉九小・土曜ファミリー映画劇場」で報告します。