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道徳「大切な命」 3年生

栄養士の上野先生を中心に命の授業の一環として、
「大切な命」と題した道徳の授業がありました。

ライオンが子鹿を食べることを
親子で話し合う紙芝居
『大切な命をいただきます』
を見て、生徒たちが意見を発表していきます。

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高橋先生に導かれた子どもたちの活発な発言は、始めの

 「子鹿はかわいそうだけどライオンには食べ物」

という仕方ない感じから、
 
 「いただきますには思いがつまっている」、
 「ライオンも人間も大切な命をいただいている」

と、どんどん深まっていきました。

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上野先生からは、
給食には多くの人(生産者、製造、運送など)が関わっていること、
栄養・安全・おいしさ・楽しさを考え、
調理師の方々と相談して作っていること、
などのお話しがありました。


さらに、調理師さんが全員いらして、
給食が残ると、「おいしくなかったのかな」、
「みんなの健康が心配」や、
「六年生までには完食してほしいな」との思いが語られました。

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他の命をいただいていることを知り、苦手なものでも食べてみる。
完食を目指し、命を完璧にいただこう、と授業は締めくくられました。


参観して、子どもたちが食べることについて、広く深く考えさせられました。
当たり前の食事につまったたくさんの命や思いに気付き、食べ物を大切にする。
食事を作る親としても大切なことですね。